色々な歯並びと歯列矯正の経過についてまとめました。
叢生
叢生(そうせい)は、前歯、あるいは奥歯も、互い違いにデコ ボコに並んでいる状態。「乱ぐい歯」 とも呼ばれています。もともと叢生とは、草木などが群がりはえることを指しています。歯並びの場合は、アゴの骨の大きさと歯の大きさのバランス が取れていないから、叢生になるといわれています。
上顎前突
上顎前突は、いわゆる出っ歯のことです。 実際には、大きく分けて4つのタイプがあります。 1 あごの骨には問題ないが、歯だけ前に出ているタイプ 2 上あごの骨が前に出ているタイプ 3 下あごの骨が引っ込んでいるタイプ 4 3と4の複合型 上顎...
下顎前突
下顎前突(かがくぜんとつ)は、反対咬合(はんたいこうごう)や 受け口ともいわれます。下の歯が上の歯より前に出ている状態です。反対咬合には、 「歯」だけに問題がある場合や、アゴの骨に問題がある場合があります。
過蓋咬合
過蓋咬合ととは、咬み合わせが深い状態です。奥歯で噛むと、前歯が深く噛みこんで下の前歯がほとんど見えない人もいます。歯並びが悪いように見えない場合も多いので、不正咬合であることに気づかないこともあります。
開咬
開咬(かいこう)は、「オープンバイト」とも呼ばれています。奥歯で噛んでも前歯に隙間があり、上下の前歯が噛み合いません。噛もうとしても前歯で噛めない咬み合わせです。